FIELD WORK

フィールドワーク

フィールドワーク受け入れ先取材記事

【株式会社日向屋】

カリキュラム

1日目

時間 内容
時間:13時10分~ 内容:スケジュールと取組概要の説明
時間:14時00分~ 内容:フィールドの下見と罠設置場所の確認
時間:15時00分~ 内容:罠の仕組みと罠の作製
時間:16時00分 内容:終了

2日目

時間 内容
時間:9時00分~ 内容:設置罠の見回り
時間:10時00分~ 内容:施設にて解体見学と体験
時間:11時00分~ 内容:山に入り前日に作成した罠設置体験
時間:12時00分 内容:終了・解散

※カリキュラムの内容・時間は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※交流会は任意参加とさせていただきます。

株式会社日向屋はこんな取組内容を行っています!

日向屋は、鳥獣被害の要因となっている耕作放棄地の増加や農業の担い手不足といった課題の解決を目指して、和歌山県田辺市上芳養日向地区の若手農家が集まって立ち上げた会社です。本業である農業を営む傍ら、作物を荒らすイノシシやシカを自分たちで捕獲しています。さらに、ジビエの解体処理施設やジビエ料理のレストランを地域に誘致し、猟友会とも連携しながら、捕獲・加工・流通の一連の工程を地域で完結できる体制を築いてきました。 また、鳥獣被害に遭っている他の農家に対しても捕獲の取り組みを促しています。捕獲した動物を日向屋が引き取って農家の負担を軽減することで、鳥獣被害対策への取り組みを拡大するとともに、捕獲量をしっかりと確保して解体処理施設の効率的な運営やジビエの安定供給につなげています。

里山問題研究所はこんな取組内容を行っています!

地域に来てほしい参加者の属性、皆さんに期待すること

日向屋の目標は、地域での新規就農者を一人でも増やすことです。農業に携わり、その方が鳥獣被害対策に取り組むことで、耕作放棄地も鳥獣被害も減るという好循環が生まれ、大きな地域貢献になります。 しかし、農家への転身や移住は想像以上にハードルが高いものです。まずは週末に遊びに行くような感覚で農村に関わるところからスタートし、興味が高まればもう一度訪れる。そんな軽いアクションからでも、最初の一歩を踏み出してくれたらと思っています。狩猟に興味がある方、農業をやってみたい方、地域貢献がしたい方など、さまざまな方が楽しみながら農村に関わってくれれば、きっと面白い未来が生まれていくと期待しています。

地域に来てほしい参加者の属性、皆さんに期待すること

株式会社日向屋のフィールドワークの特色、参加で得られること

前提として、何のために鳥獣被害対策が必要なのかという背景から現状の課題について座学でお話します。その後のフィールドワークでは、実際にワナの見回りや山の被害状況の確認に行き、ワナにかかった動物がいれば解体処理施設で解体現場も見学・体験。最後に皆さんで加工肉を試食します。 ワナの掛け方から解体まで、狩猟に関する一連の知識や技術を学ぶことができ、初心者の方も親しみやすい内容です。何より大切にしているのは、食への関心を深めてもらうこと。日常的に意識することは少ないと思いますが、私たちの食は「動物の命をいただく」ことで成り立っています。座学やフィールドワークを通してその事実を改めて認識し、食の裏側や、命の大切さを感じ取ってもらいたいと願っています。

里山問題研究所のフィールドワークの特色、参加で得られること
  • 企業・団体ホームページ

    ・URL:https://team-hinata.com/
    ※フィールドワークの開催に関するご連絡はお控えいただき、事務局(株式会社パソナ農援隊)までご連絡ください。