REPORT
開催レポート
ジビエアトリエ加賀の國の取組
企業・団体概要
■企業又は団体名:ジビエアトリエ加賀の國
■開催場所:石川県小松市
■実施期間:11月15日・11月16日(1泊2日)
■参加人数:8名
「食べないなら獲らない」加賀の國の命の流儀
「Gibier Atelier 加賀の國」は、里山での野生鳥獣との共生とジビエの利活用を目指して、2019年に南加賀地域で立ち上がった団体です。地域の猟友会が捕獲したジビエの止め刺しから加工、直売会やふるさと納税などを通じた販売までを担っています。 大きな特徴は、加工施設の衛生・品質管理を徹底し、国産ジビエ認証制度を取得している点です。ジビエ事業を持続的に発展させるためには、一般の方々が安心してジビエを食べられる環境づくりが欠かせません。私たちは、最新設備によるトレーサビリティシステムやHACCP(ハサップ)に基づいた衛生管理手法を導入することで加工肉の安全性を担保し、広く販売できる体制を整えています。安全で美味しいジビエを通じて、捕獲した命に責任を持つ、食べないなら獲らない、という考えを地域に、そして日本に根付かせていきたいと考えています。

ジビエアトリエ加賀の國の食肉加工施設に併設された事務所にてジビエアトリエ加賀の國の福岡代表から石川県の鳥獣被害の状況や被害対策の取組について説明をして頂きました。参加者からは昨今被害報道が多く流されていたクマに関する質問が多数寄せられました。

くくり罠や箱罠の設置に関する安全管理や設置上の注意事項を説明していいただきました。はじめて罠を見る参加者も多かったため、どのように動作するのか、装置の構造尚度に関する質問が多く寄せられました。

ジビエアトリエ加賀の國の近隣の山林に入り、実際にくくり罠の設置体験をおこないました。山林では獣道の周辺にイノシシが木に体をこすりつけた跡や野生動物の糞などを見つけることができました。有資格者の監督のもと、参加者がそれぞれくくり罠の設置練習をおこない、実際に他の地面と見分けがつかないレベルまで隠しきることができた参加者もいらっしゃいました。

参加者が設置練習をおこなったくくり罠は、ちゃんと罠が作動するかを確認しました。作動しない場合は、なぜしないのかその場で原因を調べ、わからない場合には質問をおこなってより精度の高い設置技術を学ぶことができました。

2日目の午前中は、捕獲したイノシシは地域の資源として無駄にしないよう利活用されます。今回は捕獲されたイノシシの利活用としておこなわれているソーセージ作りを体験させていただきました。

先ほど、参加者みなさんでつくったソーセージを実際に食べてみました。捕獲したイノシシを加工し、食べることもあわせて体験をおこなうことでより野生動物の命の重みや地域資源の魅力、利活用の必要性を感じることができました。